剣道のルール、特に「一本(=ポイント、点数)」がわからない方に送る、
「これだけ押さえとけば楽しめるシリーズ」 第2弾です。

 



このシリーズでは、試合で一本となる頻度が高い技を順に紹介していきます。

前回は飛び込み面をご紹介しました。


今回は同じ面でも

「相面」

です。


実際に試合で決まることの多い技は、前回の飛び込み面よりもむしろこちらの

相面の方かも知れません。


この技は、相手がお互いに面を打つ技です。

このときに、片方の打ちが面に当たらずもう片方が面を捉えられた場合、

または、一瞬でも先に竹刀で相手の面を捉えた方に一本が与えられます。



試合では現実として、他の技に比べて相面は「タイミング」が非常に重要視され、

多少打突の強さが弱くても、姿勢が多少崩れても、気勢が多少十分でなくても

一本とされます。限度はもちろんありますが。

(あまり大きい声で言うと偉い先生から怒られそうですがこれが試合での現実です。)


これは、基本的な大体のルール(4)で解説した、一本に必要な要素の中の

「タイミング」での「相手が出たところ」の最たる瞬間だからです。

お互いに面を打つということは「お互いに出ている」状況ですので、必然的に

「相手が出たところ」になります。


さて、それでは具体的な例を見てみましょう。

ご紹介するのは、昨年H26年のインターハイ準々決勝、水戸葵陵対東海大相模

の代表戦の試合動画です。代表戦とは、団体戦で決着がつかなかった場合に

両チーム各1名代表選手を出して決着をつけるもので、水戸葵陵は中根選手、

東海大相模は棚本選手が選出されています。





相面が決まるのは、動画後半の2:44です。

お互いに面に出ますが、左の白の棚本選手の勢いが勝り、相手の右赤の中根選手

の面打ちが逸れて、棚本選手の面がしっかりと打突部位を捉えています。


ちょうどこの動画の中で直後にスローモーションがありますので、それを見ると

わかりやすいですね。


非常に速いので、youtubeの処理速度ではスローモーションでないと竹刀の動きが

見えにくいですが…


この相面は、打突の強さも姿勢、気勢も文句のつけようのない素晴らしい一本です。


イメージつきましたでしょうか。これが「相面」です。

これがわかるだけでも、きっと剣道観戦を十分に楽しめると思いますよ!

是非、相面に注目してみてください!



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